犬塚康博「古墳研究の精神史─1970年代名古屋から眺める」
近作出来。乞うご一読。 要旨 考古学研究は、この半世紀を見渡しただけでも、発掘調査の件数、出土遺物の件点数、関連図書の出版点数など、その物質性において増長していることは、あらためて言うを俟たない。それは、国家独占資本主義…
続きを読む →近作出来。乞うご一読。 要旨 考古学研究は、この半世紀を見渡しただけでも、発掘調査の件数、出土遺物の件点数、関連図書の出版点数など、その物質性において増長していることは、あらためて言うを俟たない。それは、国家独占資本主義…
続きを読む →▲ 伊藤禎樹『伊勢湾地域古代世界の形成』刊行記念講演会 本日、伊藤禎樹『伊勢湾地域古代世界の形成』刊行記念講演会が開催されました。台風11号による風雨激しいなかにもかかわらず、多数の方が来場され、盛会の裡に終わりました。…
続きを読む →60年にわたり、名古屋で考古学研究を続けてこられた伊藤禎樹さんの著書『伊勢湾地域古代世界の形成』が、この3月に刊行されました。これを記念して、講演会を開催します。ふるってご参加ください。 ■日時 2014年8月10日(日…
続きを読む →『伊勢湾地域古代世界の形成(1)』には、3編の解説がある。それぞれの執筆意図を超えて、そこに表象されいるものは何か。同書の編集を実質的に担った小林義孝さんの解説タイトル「「市民考古学」の達成(2)」の、「市民」と「考古学…
続きを読む →▲ 昭和堂書店の書皮 伊藤禎樹さんが経営されていた、昭和堂書店の書皮にくるまれたこの本は、井上清『「尖閣」列島―釣魚諸島の史的解明』の1972年初版本。私の体験はこの頃に集中している。原初的蓄積哉。 小林義孝さんが書いて…
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