それぞれの伊藤禎樹さん
『伊勢湾地域古代世界の形成(1)』には、3編の解説がある。それぞれの執筆意図を超えて、そこに表象されいるものは何か。同書の編集を実質的に担った小林義孝さんの解説タイトル「「市民考古学」の達成(2)」の、「市民」と「考古学…
続きを読む →『伊勢湾地域古代世界の形成(1)』には、3編の解説がある。それぞれの執筆意図を超えて、そこに表象されいるものは何か。同書の編集を実質的に担った小林義孝さんの解説タイトル「「市民考古学」の達成(2)」の、「市民」と「考古学…
続きを読む →▲ 昭和堂書店の書皮 伊藤禎樹さんが経営されていた、昭和堂書店の書皮にくるまれたこの本は、井上清『「尖閣」列島―釣魚諸島の史的解明』の1972年初版本。私の体験はこの頃に集中している。原初的蓄積哉。 小林義孝さんが書いて…
続きを読む →▲ 戸坂潤「科学の歴史的社会的制約」「科学の大衆性」のブルーコピー(1972年) 過日刊行された『伊勢湾地域古代世界の形成』に、次のようにある。 この運動の過程で昭和堂クラブと呼ばれる市民の学習会を催す。昭和堂書店を会場…
続きを読む →1983年の岡本俊朗急逝後、2年をかけてつくった遺稿追悼集に、「日本考古学の変革と実践的精神」の副題をつけた(1)。これは、三澤章(和島誠一)の「日本考古学の発達と科学的精神(2)」の、いわゆる本歌取であり、提起したのは…
続きを読む →▲ 伊藤禎樹『伊勢湾地域古代世界の形成』、株式会社アットワークス、2014年3月20日、表紙・裏表紙(部分)。 伊藤禎樹さんの著書『伊勢湾地域古代世界の形成』が20日に出版された。 掲載された論文は、発表当時にいただいた…
続きを読む →