▲ 塚本古墳 北西から見る
▲ 塚本古墳 北から見る
▲ 塚本古墳 北北東から見る
▲ 塚本古墳 東北東から見る
▲ 塚本古墳 東から見る
▲ 塚本古墳 南東から見る
上志段味山ノ田にあった塚本古墳の発掘調査報告書には、調査より前の古墳の写真がない。「1 調査前(北から)(1)」というキャプションをもつ写真があるが、これも、すでに古墳に手が加わったようすを呈している。工事中に発見されるまで、名古屋市教育委員会の認識にのぼっていなかったのであろう。
ここに、塚本古墳の外観写真がある。撮影年月日は、現在見出し得ていないが、1983年8月以降の1980年代前半であることは確かである(コメント参照、2020年5月4日追記)。塚本古墳の残存墳丘を、北西から東側を半円弧を描くようにして南東へ移動し、撮影している。古墳の可能性を察知しておこなわれた撮影である。なお、耕作地に入らず、畦道を移動しているため、すべての方向から撮ってはいない。撮影者は犬塚。同行者は深田虎太郎氏。
- 名古屋市見晴台考古資料館編『塚本古墳』(名古屋市文化財調査報告81、埋蔵文化財調査報告書64)、名古屋市教育委員会、2011年3月28日、図版3。↑
本文で「撮影年月日は、現在見出し得ていないが、1983年8月以降の1980年代前半であることは確かである」と書きましたが、1983年4月11日であることが確認できましたので、ここに追記します。