与えられる / 取り上げられる

志段味大塚古墳 2014年8月19日
▲ 志段味大塚古墳 2014年8月19日

天白・元屋敷遺跡 2014年8月19日
▲ 天白・元屋敷遺跡 2014年8月19日

立秋、蒙霧升降の候、志段味大塚古墳の発掘調査現場と、天白・元屋敷遺跡の発掘調査現場とを見る。かたや、公有地化され見世物となる古墳。こなた、宅地やユニー用地のために掘り尽くされ消滅する遺跡。志段味大塚古墳は虚飾(「尾張氏」「倭王権」・・・)されてますます富み、天白・元屋敷遺跡はすべて奪われて貧する。

おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう(1)

For whosoever hath, to him shall be given, and he shall have abundance: but whosoever hath not, from him shall be taken away even that which he hath(2).

国-名古屋市教育委員会は、かたや近代の生権力として、こなた近代以前の権力として現前する。すなわちこれ、ダブルスタンダード哉。二枚舌哉。自家撞着哉。

  1. 『新約聖書』「マタイによる福音書」第13章
  2. New Testament; The Gospel According to St. Matthew
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