▲ 伊藤禎樹『濃尾地方の弥生文化の形成―地域文化の形成―』(考古学連続講座第2回)、立命館大学考古学研究会、1978年頃。
伊藤禎樹さんの著書『伊勢湾地域古代世界の形成』の今月下旬刊行が、版元であるアットワークスのホームページ、Facebookで、2月25日にリリースされた。これを受けて私も、急ぎツイートした。
40年以上おつき合いいただいている伊藤禎樹さんの本『伊勢湾地域古代世界の形成』がアットワークスから出ます。手にとってぜひお読みなってください。私も小文を寄せました。 http://t.co/P27l8ZYtSn
— ore nest (@ore_nest) 2014, 2月 25
地域における縄文と弥生の「闘争」を展開した、写真の書も収められている。
貝田町式土器内部にみられるこのような雑多な要素を包括していく方向が進行すれば、新しい地域文化の形成がおこなわれた筈であるが、畿内的弥生文化が後期に進入して独自な地域文化の形成は阻止され、畿内のコピー文化に堕落した高蔵式が成立する(1)。
詳しくは、アットワークスのホームページ等で。
私からは、刊行後にあらためて。
- 伊藤禎樹『濃尾地方の弥生文化の形成―地域文化の形成―』(考古学連続講座第2回)、立命館大学考古学研究会、1978年頃、3折右頁。↑