▲ 「市民も古墳発掘体験/守山で全国初 整備計画」『中日新聞』第25575号、中日新聞社、2013年12月17日、1面。
12月17日付中日新聞朝刊1面に「市民も古墳発掘体験/守山で全国初 整備計画」の文字が躍った。
片言隻句をとらえての、さまざまな批判が可能である。それらはすべて正しいだろう。悟性的に。どなたかの全面展開を切望する。
では理性的にはどうか。「歴史からなにも学ばない人たちによる、歴史からなにも学ばない人たちの再生産」。そう直観的に仮説し、後考する。それにしても、赤塚次郎以降愛知県のポストモダン考古学の徒花のようで、痛く、ウザイ。
同記事を受けて取り急ぎおこなったツイートは、古い方から順に、以下のとおり。
見晴台発掘の市民参加に「社会教育」の理念あり。志段味の古墳発掘体験はポピュリズムなり。河村庶民革命が古墳を破壊する。 RT: @sidamisitasimu: 守山区上志段味・東大久手古墳を、名古屋市教育委員会の破壊から守ろう! http://t.co/1gFBfD5bYV
— ore nest (@ore_nest) 2013, 12月 17
「河村庶民革命が古墳を破壊する」と書いたが河村が壊すわけではない。SLを走らせる、都心にナイトサファリを作るなど、彼の突拍子もないアイデアを一方で嘲笑しながら、他方でそういう河村に受けそうな施策を予算要求する原課の小役人、小学芸員たちが壊すのである。… @ore_nest
— ore nest (@ore_nest) 2013, 12月 17
…河村は教育・文化方面に関して思考停止していることがよくある。「そりゃあええことだでどんどんやってちょう」と。古墳体験発掘も同様の応答だろうと想像する。しかし、部局の意向を批判して、トップダウンで中志段味のクロガネモチの巨木を保存を決したのは河村であった。… @ore_nest
— ore nest (@ore_nest) 2013, 12月 17
…その直感で、古墳体験発掘を原課に差し戻すことも、経験的にはあり得るわけで、それも見込んで、原課こそが、この時期に地元紙にリークしたのだろう。ポピュリズムを忖度しながら(利用しながら)、自己実現しようとする小役人、小学芸員、シャオリーベンレン!くたばれ! @ore_nest
— ore nest (@ore_nest) 2013, 12月 17