「名古屋市における埋蔵文化財発掘調査体制の委託「合理化」に反対する闘いについて」(5)

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▲ 考古学研究会編集委員会書簡

投稿していた「名古屋市における埋蔵文化財発掘調査体制の委託「合理化」に反対する闘いについて」の、『考古学研究』誌掲載不可の通信文がしたためられたのは、30年前の10月4日づけ。消印は6日。

投稿後、編集委員会から、表記と内容の一部の再検討、修正が求められた。関係団体と協議し、修正なしを回答。その結果の不採択である。鉛筆書きだが校正がおこなわれるなど、一定の編集作業はおこなわれていたようであった。

 

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「名古屋市における埋蔵文化財発掘調査体制の委託「合理化」に反対する闘いについて」

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▲ 「名古屋市における埋蔵文化財発掘調査体制の委託「合理化」に反対する闘いについて」(新ウィンドウまたはタブで開く

名古屋市に埋蔵文化財センターをつくる計画が、1986年度予算要求で提起されたのは、いまから30年前、1985年秋のこと。埋蔵文化財の調査体制を、直営から第三セクター方式に変えるこの計画は、費用の原因者負担が拡大すること、調査の責任があいまいになること、職員の労働条件の悪化など、問題をはらむものであった、反対運動がおこなわれ、計画は撤回された。

1986年、その成果を全国の関係者に紹介するために、「名古屋市における埋蔵文化財発掘調査体制の委託「合理化」に反対する闘いについて」と題する原稿を用意し、『考古学研究』誌に投稿した。考古学研究会編集委員会とのやりとりがあったのち、掲載にはいたらなかった。

その未発表原稿を、数回にわたり連載する。筆者は、「志段味の自然と文化財を考える連絡会(準備会)」で、志段味の自然と歴史に親しむ会、名古屋歴史科学研究会、愛知県歴史教育者協議会、文化財保存全国協議会、自治労名古屋市職員労働組合教育委員会事務局支部の5団体で構成されている。犬塚が草稿をなし、全体の協議に付した結果のものである。

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